おい!きゅうりいるか?と、農業先輩のおばあちゃんが…

菜園

淡路島では食べ物をシェアしあうことが多い。一緒に買って分けるアレではなく、もっと「お裾分け」のノリで。

「野菜がいっぱい取れたから」「新米ができたから」「スイカが余ったから」「魚釣ってきた」など色んな理由で食べ物が回ってくる。さすが食料自給率160%の島。

今日も工房で仕事をしているとなにやら大きな声が聞こえた。何言ってるかはあまり聞き取れなかったけど。

「なんだろう?」と表に出てみたら近所で畑をやってる農業先輩のおばあちゃん。

「おい!きゅうりいるか?」(本当にこんな話し方で最初びっくりしたけどこれが普通なんです)

「あ!いただきます!」と返事したら「取りきて!」と言われたので、車のところまで取りに行った。

曲がったきゅうり、でっかいきゅうりをもらった。美味しそう。

こういうのは商品としては売りにくいけど、もちろん捨てたくなんてないし、自分でも食べきれないこともあってよく分け合うんです。

うちの菜園はちっちゃいからロスになるような量はできないけど、いっぱいできたらもちろんお裾分けに行きます。

こういうやりとりをしてる時って「本当に豊かな島だな」としみじみ思います。

海があって山があって、美味しい食べ物がいっぱいあって人が温かい。それって何より贅沢なんじゃない?と思うのです。

いつもありがとうございます!

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